笑い、滴り、装い、眠る。
第11章 SUN SHINE
すうすうと寝息をたてている体にシーツをかけ直してやる。
そして、その後ろに潜り込み抱きしめるみたいにして眠る。
もはやルーティンみたいになってるけど、
いつ彼が俺の腕の中からいなくなってしまうか気が気でない。
この体勢、冬だからまだいいけど、夏の暑いさなかだと暑苦しくてイヤだ、と怒られる。
智「う…ん」
寝ぼけているのかいないのか、智くんが寝返りを打って、向かい合う体勢になる。
はあ…やっぱ、いつ見ても可愛い…
年上だ、ってこと忘れそう。
時おり、何事かムニャムニャと言い、ニヤニヤ笑う。
他の人から見たら気持ち悪いかも、だけど、
俺的にはただただ、
「可愛い…智くん。」
思わず抱きしめてしまった。が……
智「う…ん、も……ダメ…」
「へ?」
智「もう無理だってばぁ…」
な…何だ?
そう言って困ったように笑っている智くん。
智「んふふ。もう、無理だ、って言ってんじゃん?」
な…なんか……エロい夢でも見てんのか?
智「相葉ちゃあん…」
な…な…何だと?
智「みんなにバレちゃうよぉ…」