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笑い、滴り、装い、眠る。

第11章 SUN SHINE



真夜中ふと目が覚めて隣を見ると、そこにいるはずの智くんがいないことに気づき飛び起きた。



その姿をテントを飛び出し、探そうとするも、



テントから程近い岩場で背中を丸め星空を眺めている智くんを見つけた。



智「ん?起きたの?」



俺の姿を認めると智くんはフワリと笑った。



「何してんの?こんなとこで?」


智「ちょっと考えごとしてた。」


「珍しいね?考えごとなんて?」


智「あのね…」



むうっ、と唇を突き出す智くんの頭を撫でながら抱き寄せた。



「ごめんごめん。」


智「考えごとぐらい、する、っつーの。」


「で?何考えてたの?」


智「ん?もうあとちょっとだなあ、って。翔くんやニノ、相葉ちゃん松潤と一緒の仕事すんのも。」



「……そうだね?」



肩を抱いた手に力が入る。



「寂しい?」


智「……うん。」



消え入りそうな声。



智「あ、でも、一回は飲みに行こうね?」


「……やだ。」


智「え?」


「一回、ってなんだよ……」



もう、これっきり会わない、って言われてるみたいで、






智「……ごめん。」









すごく嫌だった。



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