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笑い、滴り、装い、眠る。

第11章 SUN SHINE



翔side


真っ赤な顔で相葉くんを引き剥がそうとするニノに何だか綻んでしまった。



雅「何だよ〜?テレるなんて今さらだろ?」


和「ばっ…バカなの?テレてないしっ!!」


雅「そんな可愛いニノちゃんには…いてっ!!」



相葉くんの長い足にニノの蹴りが炸裂する。



和「ニノちゃん言うなや!!」


雅「あ……ごめん。」



真っ赤になって怒りを露にするニノを相葉くんが笑顔で引き寄せた。



雅「あんまり可愛かったからつい……」



なんだかんだで腕の中で収まってるニノの頬に相葉くんはキスをした。



和「も、もー、ここ前室!!」


雅「わかってる、って?」



よしよしと、頭を撫でられ、ニノは観念したのか相葉くんの腕の中で大人しくなった。



智「相葉ちゃん、なんかカッコいい…」



ナヌ?



智くんまで、ニノを宥める相葉くんに気持ちを持ってかれてる。



智「いいなあ。俺もあんな風に頭撫でられたい。」


「え?あっ!?さ、智くん?」



相葉くんにいいコいいコされたくなった智くん、



代わってもらうよう、ニノに直談判を始めた。



智「何だよ、ニノのケチ!」



が、ダメだったらしい。



潤「リーダー、俺が代わりにしてあげるからおいで?」



は?松潤、お前、なに言ってんの?そんなの、智くんがうん、て言うはず…



智「うん♪」



あ、あれ?


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