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笑い、滴り、装い、眠る。

第11章 SUN SHINE



仕事を終え、家に帰ってくるなり俺は自室に引きこもった。



相葉くんと松潤ならよくて、何で俺じゃダメなんだ、と、正直落ち込んでいた。



あの二人みたいに、スタイルがよくないからか?



それともなで肩なのがダメなのか?



一人で悶々としていると、智くんがドアをノックした。



智「ごめんね、翔くん。そんなに落ち込むなんて、思っていなかったから。」



どんな反応するのか、ちょっとやってみたかった、らしい。



お酒の準備をしてくれていたし部屋の中へと招き入れた。



「冗談に見えなかったけど?」


智「えー?みんなより翔くんが一番イケメンなんだから本気で言わないよぉ。」


「そっ、そう?」


智「うんっ♪」



今の会話で機嫌が直った俺はすっかり出来上がってしまっていて足元が覚束ない。



智「もうそろそろ寝る?」


「ん…」



よっこらしょ、と、担がれベッドに下ろされた。



……だけじゃなく、



「え?ちょ…智くん?」



ナゼか服をどんどん脱がされていってる。



智「だって、寝るんでしょ?」



寝る、ってそういう意味だったの?



智「お風呂は後で入ろうね?」



笑顔の智くんが俺に覆い被さってきた。

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