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笑い、滴り、装い、眠る。

第3章 ボクにかまって!!



潤「フフっ。こいつも可愛いね?」



ずっとなでなでしてくれてることにすっかり気持ちよくなったボクは、



しょーくんやお友だちの指をペロペロしてあげた。


「そのコ、松本さんの選んだコと兄弟なんですよ?」


翔「へぇ、そうなんだ?」



そう。ボクはしょーくんのお友だちの選んだコとは色が違うけど、



パパとママが同じなんだ。



翔「飼ってみようかな?」


潤「オスは躾がむずかしいらしいけど、大丈夫?」


翔「えっ!?こいつ、いっちょまえに付いてんだ!?」


と、しょーくんはボクを手のひらの上でひっくりかえし、ボクのお腹を眺めた。



もー////!しょーくんのばかっ!!



どこ見てんの?



翔「そっかあ!お前、こんなちっこいのに一人前の男なんだなあ。」



と、スゴく嬉しそうなしょーくん。



翔「じゃあさ…お前、俺んとこ来るか?」



えっ?ホントに!?



ボクをじっと見つめるしょーくんのおっきなお目々。



翔「俺の家族になる?」



うん!! ボク、しょーくんとこのコになる!!










こうしてしょーくんとボクは家族になった。



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