笑い、滴り、装い、眠る。
第11章 SUN SHINE
智「しょ…も…い…」
「なに?イきそうなの?」
泣きそうな目のまま頷く。
「いいよ?ここお風呂場だから出しても平気だし?」
俺は自分のモノを握る智くんの手に手を重ねると、智くんのナカに溜まったものを押し出すように力をこめ扱いた。
智「あ…あ…ぁ…イク…イク…イッちゃう…。」
俺の名前を口にしてすぐ、智くんは白濁を吐き出し意識を飛ばしてしまった。
智「……。」
「……なに?」
おでこに冷えぴたをはり、真っ赤な顔で俺を睨む智くんの視線に気づく。
智「……なんでもない。」
智くんはムスッとしたままペットボトルの水をちびちび飲んだ。
「もしかして…怒ってる?」
頭を撫でると智くんはそっぽを向いてしまった。
「でも気持ちよかったでしょ?」
智「翔くんなんかキライだ。」
「ふーん、俺は好きだけどね?」
智「でも、俺は翔くんなんか大キライ。」
「あっそう?俺は大好きだけどね?」
智「大々々大っキライ!!」
「大々々大好きだよ?智くん?」
智「う〜……」
「ついでにニノも好きだって?」
智「ニノ……も?」
「相葉くんと松潤もたぶん。」
智「…」
智くんはシーツから半分顔を覗かせた。
智「じゃあ…好き。」
「誰を?」
智「ニノ。」
「ニノだけ?」
智「ニノも相葉ちゃんも松潤も…」