笑い、滴り、装い、眠る。
第13章 俺にかまって!!(O×S)
智「ごめんね、翔くん。こんなに犬クサくなるまでほったらかしにして?」
泡まみれの俺の体を智くんが素手で優しく洗ってくれる。
俺、犬なんだから、犬クサくて当たり前なんだけど?
智「はい。じゃあ、泡、流すよ?」
泡が切れるまで綺麗に洗い流してくれると、ちょっと待ってて?と、フカフカの綺麗なタオルで丁寧に拭いてくれた。
タオルにくるまれた俺は、智くんに抱っこされリビングに連れていかれ、ドライヤーで乾かしてもらった。
智「さっぱりしたでしょ?」
まあ…
智「んふふっ。翔くん、てば、モフモフ〜♪」
乾かしたばかりの俺の体にすりすりしながら智くんが笑う。
エヘヘ//////
そして丁寧にブラッシングしてもらう。
智「うん。やっぱり翔くんはイケメンさんだね?」
そう?
智「……じゃなくてキュートかなあ?ワンコだし。」
なにそれ?まあいいや。
誉められてるみたいだし♪
智「じゃあ、一緒に寝よっか?」
わぁ〜い♪
俺は大好きな人の腕の中で眠りに落ちた。