笑い、滴り、装い、眠る。
第3章 ボクにかまって!!
智side
「ぐすん…しょーくん痛いよぉ…」
翔「まったく、ヤンチャがすぎるから。」
ほら、おいで?としょーくんのお膝の上に乗っけてもらって、どこが痛いの?
と、
カズくんにはむはむされたところをなでなでしてもらった。
潤「おい、カズ、ちょっとおいたが過ぎるんじゃないか?」
カズくんのご主人の潤くん、
カズくんを抱き上げて軽く睨んだ。
潤「翔さん、ごめん。うちのカズが…。」
翔「あ、いーの!サトシの方こそヤンチャがすぎたから、これで懲りただろ?」
そう言いながら、膝の上でしょんぼりする僕の頭をしょーくんはなでなでしてくれた。
潤くんに抱っこされたままこっちを見てたカズくんと目が合ったから、
僕は、しょーくんのお膝から下りて、
潤くんの足元にお座りして、潤くんに抱っこされているカズくんを見上げた。
翔「どうした?サトシ?」
潤「ん?サトシ、どうしたの?」
カズくんを抱っこしたままの潤くんがしゃがんでくれる。
すると、僕の目の高さになったカズくんと目が合って、
僕はカズくんに目で語りかけた。
「カズくん、ゴメンね?」