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笑い、滴り、装い、眠る。

第3章 ボクにかまって!!



和「………。」



潤くんに抱っこされたまま、黙って僕を見つめているカズくん。



やがて、カズくんは、



腕をほどいてくれ、と、言わんばかりに潤くんを見上げ、



潤くんの腕の力が緩められるとカズくんはぴょん、と僕の目の前に飛び降りた。



和「俺の方こそすいませんね?あんなやり方しか出来なくて。」


「カズくん…。」


和「この辺でしたっけ?俺が噛んだとこ、って?」


カズくんは、僕の後ろに回り込み、



自分の噛んだところをペろペろしてくれた。



「きゃははっ♪くすぐったい!」



僕が体を捩らせると、



カズくんは面白がって全然関係ないところまでぺろぺろ舐め始めた。



「もー、くすぐったい、てば!」



しまいには、面白がって、コロコロ転がりながら逃げ回る僕を追いかけ回してまで舐め回した。



潤「ふふっ。仲直りしたみたいだね?」


翔「やっぱ、可愛いもんだなあ。」



ご主人様たちにそんな風に思われているなんて思いもしないボクたちは、



互いに上になり下になりいつまでもじゃれあっていた。





雅「へー、ケンカしたの?お前たち?」



結局、カズくんを預かることになったしょーくんは、



助っ人要員として(笑)まーくんを自宅に呼び寄せた。



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