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和「な、なんのこと？」



おいおい、まだ惚ける気かよ？



往生際が悪いぞ？



「じゃあ、相葉くんに聞いてみようかな？」


和「おっ…俺が……」


「え？」


和「あっ……」



あの冷静沈着なニノが自爆したよ。



「付き合ってるんだよね？」



ニノはバツが悪そうに頷いていたけど、思いがけずカミングアウト出来てどこかホッとしてる気がした。


和「黙っててよ？」


「……言うわけないだろ？で、そっちはどっちがどっちなの？」


和「そ…その話はもういいじゃない？」


「いやいやよくないだろ？そっちから聞いてきたくせに？」


和「見た目…通り…です。」


「あ……そう。」



やっぱりか…



バツが悪そうに俯くニノにちょっと申し訳なさを感じながらも、



俺は一番気になっていたことを聞いてみた。



「ところで、何で俺らのことが気になったの？」


和「あ……うん。その……付き合う、ってことはさ、男同士と言えどすることはするじゃない？」


「まあ…」


和「お二人、大丈夫かな？って。」


「心配してくれた、ってこと？」


和「まあ……はい。」


「……ありがと。」



俺はニノの肩をポンポンと叩いた。