笑い、滴り、装い、眠る。
第18章 これ、って公私混同…?
「恥ずかしい……こと?」
智「そ。」
……何だろ?
イク時の顔を見られることとかか……ちょっと恥ずかしい……かな?
智「翔くんのイク時の顔とか、見たいなあ♪」
「い…いっつも見てるじゃない?」
智「えー?そうだっけ?」
「そうだよっ!!」
ヤバい、同じこと考えてた。
智「まあいいや。そんなことより早くヤろ?電気つけたまま?」
「えっ?」
智「翔くんの恥ずかしいとこをじっくり見たいから♪」
「や、やだよ!!」
智「サービスしてくれる、って言ってたじゃん?」
「そんなこと言ってない!例えば、の話だから!」
智「はいはい♪じゃ、始めよっか?」
「ち、ちょっと!!ヤる、なんて言ってない、てば!」
うっさいな?と、少し顔をしかめ、智くんがキスしてきた。
ビックリしている俺にお構い無く、息をつかせる隙を与えずに智くんは俺の唇を塞ぎ続けた。
智「ふふっ。ちょっとヤらしい顔になってる♪」
体温が一気に上がって、智くんの顔から目を逸らす…
智「だぁめ!!目を逸らしちゃ?」
「だ…だって…」
恥ずかしくて見てらんないよ…。