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笑い、滴り、装い、眠る。

第18章 これ、って公私混同…?



いい?って、耳元で聞いてきたから黙って頷く。



「ぁ……いっ…」


智「ごめん…ちょっと……キツい……かも……」



確かに、何時もより痛みがある。



それは多分……。



智「ちょっとどころか…かなりキツい…」


「ん…」



あまり見ることがない、智くんの顰めっ面。



あ、そっか。今日は電気つけてるからか。



しばらくして、智くんが大きく息を吐く。



智「はあ…なんか…今日はやっぱ……」


「……明るくしよう、なんて言うから?」


智「だって…可愛い翔くんがより可愛くなるとこ見たかったし?」


「ヤらしい……の間違いじゃないの?」


智「……泣かすぞ?」


「ん………あっ…」



徐に、智くんが腰を動かし突き上げた。



「ゃ………あ…あ…あっ…」


智「ち、ちょっと翔くん、締めすぎ……っ」



智くんが情けない声を出す。



「そ…そんなこと…言ったって…ぁ…あっ…」


智「そんなに……いいの?」


「ん…うっ…」



肯定とも否定ともつかない声。



智「翔くん、俺、めっちゃ…」


「あ……あ…さ…とし…っ!!」


智「うわ…俺、マジで……ヤバい…」


「イきそう……なの?」


表情で分かる。



俺もスッゴく気持ちいいから?



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