笑い、滴り、装い、眠る。
第20章 brothers〜バレンタイン編
雅紀side
潤「ただいま〜って、雅紀、どうした?エプロンなんか着けて?」
「潤、お帰り〜♪チョコ作ってんの?」
潤「チョコ…もうそんな時期か…。」
いきなり潤が俺を後ろから抱きしめてきたた。
潤「エプロン姿でキッチンに立つ雅紀もいいけど、俺的には…」
「ちょ…潤、今、包丁使って…ん…」
俺の唇を味わうようにキスしながら潤は俺の手から包丁を取り上げ脇に置いた。
潤「エプロン姿、超ヤバいんだけど?」
「べ、別に普通じゃん?」
潤「普通…ねぇ?じゃあ…エプロン以外何も身に付けないとか、って、普通かな?」
「な…何それ?」
潤「雅紀の裸エプロン、見たいなあ♪」
手伝ってやるよ?と、俺の服を脱がし始めた。
「ちょっと潤!!俺、やんないから?」
潤「ただチョコを手作りするんじゃなくて、裸エプロンで手作りする、ってのもいいんじゃない?」
「よ、よくない、ってば?」
潤「そお?」
後ろから抱きついていた潤の手が、ズボンの上から俺のをなで回す。
雅「ち…ちょっと……や…やだ…ぁ…」
潤「すげぇ固くなってきたけど?どーする?脱ぐ?」
やっとの思いで首を左右に振る。
潤「……強情だな?ま、そんなとこもたまらないけど?」