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笑い、滴り、装い、眠る。

第21章 ホワイトデー狂想曲



翔「あ………っ」



ローションを纏わせた指先を翔くんの入り口に宛がう。



すると、ビックリするぐらい、スムーズに指先が飲み込まれていき面食らった。



恐る恐る入り口を広げながら指を抜き差しする。



そう言えば、この辺に気持ちよくなるツボが…



と、何気に指先の角度を変えた途端甲高い声と共に翔くんの体が大きく跳ねた。



……ここか。



翔「ああっ…んっ…や…やめ……」



可愛すぎて止まらなくなりそうだったが、



翔「さ…智…早く…来て?」



泣き出しそうな目で懇願されて、我慢できなくなった俺は、



「ごめん。加減できないかも?」



指を引き抜き、翔くんの腰を抱えた。



翔「ぁ……んっ…」



まだ、挿入れてもない、



入り口に俺のを宛がっただけでこの反応。



「ツラかったら…」


翔「そんなこと……いいから……」



俺はゆっくりと翔くんのナカに己のを沈めていった。



しばらく俺の体にしがみつき固く目を瞑っていたけど、



俺のモノが完全にナカに収まったことが分かると恥ずかしそうに笑った。



翔「智くん、って、温かい……」


「それ、俺のセリフ。」


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