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「「「……」」

潤「な…何だよ…」


俺らの痛いぐらいの視線に晒されていた潤が、恐る恐る口を開いた。


翔「何だよ、じゃない!」


翔くんが掴みかからんばかりの勢いで潤に詰め寄る。


翔「お前…あれ程言って聞かせたのに何やってんだよ!!」

潤「えっ?」

翔「軽はずみな行動は慎め、って？」

「お前、あれか？やっぱり浮気してやがったのか？」

潤「浮気…？あっ、いやっ、あれは…その…」


キョドってる…。


翔「最低だな…」

潤「だ、だからっ!!ちっ、違うんだって?!」


潤、お前、


それ、完全にクロのセリフだぞ？


翔「何が違うんだよ!!しかも、雅紀くんに見られてるし?」

潤「マジで？」


あまりにも罪悪感がなさすぎる潤の頭をフルパワーでグーパンしてやった。


潤「…ってぇ。なにすんだよ‼」

「何する、だと？カワイイ弟を泣かせやがって‼」

翔「さ、智くん…。」

雅「グスッ…にーちゃん…」

潤「と、とにかく、俺の話も聞いてくれよ?」


涙目になりながらも、潤は必死で懇願した。


「浮気の言い訳なんざ聞きたくねぇ‼」

潤「だからっ…！」


潤は興奮状態のオレの腕を乱暴に掴み、別室に連れて行った。


潤「誤解なんだって…。」

「ああ？何が誤解なんだよ？雅紀に見られてんだろが?」

潤「偶然なんだよ…。」

「何が偶然なんだよ？」

潤「だから、偶然町で会って、話しかけられたんだって？」