笑い、滴り、装い、眠る。
第23章 イチゴの気持ち
ちょっと待て。
当事者じゃない俺らが動揺してどうすんだよ?
…って、肝心の当事者たちは、真剣な顔で見つめ合ったまま微動だにしない。
どうすんだ?
何て返事すんだ?潤?
潤「…別れない。別れるわけ無いだろ?」
潤の言葉に感動して、声をかけようと口を開こうとしたが、
天性のイケメンスケコマシ・潤の手の早さに、俺らの声は出口を失ってしまった。
雅「ぅん…っ…じゅ…見、見られてる…」
潤「見せつけてやったらいい。」
だって、これでもか、ってぐらいの、ディープなkissをしてたんだから。
翔「取りあえず…これで良かったのかな?」
「いいんじゃないの?…て、ことで、続き、しない?」
翔「うん…」
すっかりその気でなくなってしまった翔くんの唇にキスをした。
翔「ホントに大丈夫かな?」
「大丈夫だって?」
イマイチ納得しきれていない翔くんをその気にさせるため俺はシーツの中に潜り込み、やはり、その気になっていない翔くんのモノを口に含んだ。
翔「んぁっ……」
何度も何度も口の中から出し入れしたりしているうち、翔くんのモノが俺の口の中で段々硬さを増していった。
翔「あ……ぁっ…だ…だめ…っ…」
いつ聞いてもいいなあ。翔くんの喘ぎ声。
翔「ゃ……ぁ…そんなことしちゃ…」
これがあるからやめられない。翔くんにイタズラすんのを。
翔「んっ……い…っちゃう…」
もー、どこでもイッちゃって♪
あ、でも、俺のことは置いてかないでね?