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笑い、滴り、装い、眠る。

第1章 Endless Game



智くんも限界だったのか、



大きく左右に広げられた両足の間に体をいそいそと割り込ませ、



自身をあてがい、一気に貫いた。



「ぁあああっ…!」



いの一番に押し寄せる激痛と熱感に、



体があり得ないぐらいの角度にしなる。



智「しょ…くん、力…抜いて?」


「やっ…ああっ…む、ムリぃっ…!」



そう言いながらも智くんは、



ゆっくりと俺のナカへ自身を押し込んできて、



全て収まりきると、心配そうに俺の顔を覗き込んできては、



激痛を堪えるあまり、頬を濡らした涙を指先で掬いあげた。



智「ごめん…痛かったよね?」



申し訳なさそうに微笑む智くんの体にしがみつきながらかぶりを振る。



「ね…動いてよ?」


智「平気?」


「そう…でもないけど、早く気持ちよくなりたい…から。」


智「痛かったら言ってね?」



智くんは、俺の頬を撫でると腰を抱え直した。



「ひ…あ…さ、さと…しく…」



智くんの体にめり込む俺の指先。



浅く深く繰り返される律動に脳天を貫かれるような衝撃が駆け抜けた。



「も…もっと…奥ま…で…やあああっ…!?」


智「ふふっ。翔くんてば、エロい。」



俺のナカを丁寧になぞるような智くんの動きに合わせ、無意識に腰を動かす俺を見て、智くんが笑う。



「だって…あっ…んっ…気持ちいい…。」


智「僕も…スゴく気持ち…いい。」



智くんの額の汗が俺の胸元に滴り落ちる。



それさえも、俺の目を釘付けにするアナタ、って、


一体、何者なの?



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