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好きって言わない!

第13章 俺のもの。





あの保健室以来、キスしてないけど。
会う度にキスしたいって思っちゃう俺って、エッチなのかなぁ。
まーくんにエッチな顔してるって言われちゃうし・・・




チラリとまーくんに目を向けると、テーブルに突っ伏している。




N「・・・何してんだ?」




さっきまで身を乗り出して聞いていたのに。
まさか寝てんのか?




A「・・・美人なお姉さんをベッドに押し倒すなんて、羨ましーーーっ!!」




ガバッと顔を上げたまーくんが叫ぶ。
こいつは・・・




N「うるせぇ!バカかお前!!」




結局そこかよ!!
エロまさき!!変態まさき!!




A「俺彼女いるのになかなか会えないし・・・
向こうは経験アリだし・・・泣」




テーブルに顔を乗せたまま、グダグダと愚痴り出した。
最悪・・・
彼女の話なんか聞きたくねぇ。




S「へぇ、経験アリなんだ。
じゃあイロイロと教えてもらえるな?
良かったじゃん。」




A「もう!からかわないでよ!
明日デートするんだけど、キスくらい出来るかな・・・??
てかしていいのかな・・・??」




え、明日デート?!
そんなの聞いてない・・・
いや、俺に報告する義務なんてないけど・・・




ていうか、そのデートでキスしちゃったら、もう俺とキスの練習する必要なくなっちゃうじゃん!!




S「キスくらいして良いだろ。
てか経験あるコなら、もうヤっちゃえば良いんじゃねーの?」



A「ええ!!」



N「はぁ?!」




ヤっちゃうって・・・
ヤっちゃうってエッチを?!
何言ってんだ翔のやつ!!





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