好きって言わない!
第14章 エスカレート。
俺もそうだけど、まーくんも恋愛初心者なんだ。
未経験な事だらけのハズ。
俺と恋人っぽい事もっといっぱいして、まーくんの初めての思い出を貰っちゃうっていうのどうだろう。
N「良いかも・・・♡」
彼女とラブラブになる前に、俺とのラブラブをすり込ませるのだ。
今回、まーくんが夢だったという水族館デートは取られてしまった。
痛恨の失敗だ。
後手にまわらないように、ちゃんと計画立てとかないと・・・
まーくんが恋人とどんな事したいのかそれとなく調べないとな。
N「うーん・・・」
でも、キスはしたし、デートは済んでしまった。
あとは何をすれば良いんだろう・・・
ドサリとベッドに仰向けに寝転ぶと、頭に何か当たった。
N「・・・雑誌?」
オシャレなまーくんはファッション雑誌を良く読む。
読みながら寝てしまってそのままにしてしまったんだろう。
机に置いてやろうと手に取って、一瞬で固まった。
・・・ファッション雑誌じゃないな。
だって、表紙の女の人は何も服を着ていない。
でっかいおっぱいだな・・・
ていうか・・・
まーくんこんなエッチな雑誌読んでるの?!?!
高校生がこんなの買えるの?!
どうして良いか分からなくて、思わず放り投げてしまった。
エロい奴だとは思ってたけど、まさかこんなエッチなものを・・・
そういえば、毎日オナニーしてるって言ってたっけ。
ああいうの見ながらヤるのかな。
N「・・・・・。」
まーくんが1人でエッチなオナニーをしている所を想像してしまって、一気に体が熱くなる。