テキストサイズ

好きって言わない!

第14章 エスカレート。





バカ、何考えてんだ俺!!




とりあえずあった場所に戻そうともう1度雑誌を手に取って、ある一文に目を奪われた。
見開きのページに、大きく書かれたタイトル。




“ 前戯で彼女にしてほしい事ランキング♡”




彼女にしてほしい事というのはかなり気になる。
きっとまーくんも例外じゃない。




N「えっと・・・1位、ラブラブフェラチオ・・・?」




フェラチオってなんだ?
すごい得票数だぞ。
2位以下をぶっちぎりの票数で差をつけている。




投票理由のコメントを読んで、驚きのあまり再び固まってしまった。




N「え・・・口で・・・?咥えるの?」




他のページも捲ると、エッチな漫画も載っていた。
ここでも、女の子が男の子のアソコを舐めている。




N「マジかよ・・・」




信じられない。
みんなこんな事してるの?
でも、ランキング1位になるくらいだ。
ポピュラーな事なのかもしれない・・・




これ、まーくんにしてあげたら喜ぶかな。




こないだ、保健室で初めてまーくんのモノに触ったけど・・・
アレを口に入れるのは結構勇気が要るかも。




N「出来るかな・・・・・・。」




自信はないし気も進まないけど。
でも、いつか彼女にされてしまうかもしれない。
それは絶対イヤだ。
初めての経験をやすやすと譲るわけにはいかない。




こっちは期間限定なんだから・・・




N「よし。」





とにかく勉強しよう。
ベッドに座って、雑誌を広げた。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ