テキストサイズ

好きって言わない!

第14章 エスカレート。





N「・・・何で服着ないんだよ。」




A「へ?」




暑かったから、パンツだけできたんだけど・・・
今までもこんな事あったし、別に
普通じゃん!




覆った手の隙間から、チラリと俺を見るにのちゃん。
なにその可愛い仕草。




そういえば・・・
最近キスしてないなぁ。




しちゃおっかな・・・
していいよな??
たぶん嫌がんないだろうし・・・




近付いて、そっとにのちゃんの手をどける。
ウルウルの瞳で見上げられてドキっとした。




A「にのちゃん・・・」




俺の雰囲気で分かったのか、にのちゃんが少し恥ずかしそうにしながら目を瞑る。




かーわーいーいー!!




ちゅ、と軽く唇を合わせると、にのちゃんが俺の首に腕をまわしてきた。




うわ、ヤバイ。
いつになく積極的なにのちゃんの行動に、胸が高鳴った。
俺、興奮しちゃってるかも・・・




N「んんっ・・・まぁくん、」




ああ、ほら、そんなエロい声出すし。




A「にのっ・・・」




緩く開いた唇は、まるで俺の舌を誘っているようで。
甘い声の誘惑にも負けて、すぐに可愛い唇を割って舌を滑り込ませた。




お互いの息遣いも荒くなって、さらに興奮は高まる。
ダメだ、やっぱりキスだけじゃ止まらないよ・・・




今日も触りっこして抜きたい。
にのちゃんはどう思ってるだろう・・・
薄目を開けて様子を伺おうとした時、ふとにのちゃんのすぐ近くにある雑誌が目に入った。




さっきのエッチな雑誌。
また読んでたのかな?




A「・・・・・。」




開かれたページには、エッチなランキングがでかでかと載っている。
俺もされてみたいなぁ、なんて色々妄想しながら読んだページ。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ