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好きって言わない!

第14章 エスカレート。





初デートで、そこまで進む事は無いだろうと思うけど。
万が一彼女とイチャイチャが盛り上がってやっちゃってたら困る。




初めてじゃないなら、やる意味が無い。
わざわざあんなトコロ舐めたくないし。
そう思って一応確認してみたんだけど・・・




N「まーくん??」




固まって動かなくなってしまったまーくん。
もう、早く答えろよ!




N「えいっ、」




A「あっ♡」




ガチガチに硬くなってるソコををぎゅっと掴むと、やっと動いた。




A「ちょっとにのちゃんっ、」




真っ赤になって両手で股間を隠すまーくん。
あれ、エッチな事したくないのかな・・・?
今日もするもんだと思ってたのに。




もしかして・・・




もう彼女とエッチしちゃったとか・・・?




嫌だ・・・





A「・・・にのちゃん?」





泣きそうになるのを、必死で堪える。
涙目で見つめると、まーくんがさらに顔を赤くした。





A「もう・・・俺の理性試してんの?」



N「へ?」



A「高校生男子の理性なんてプリン並みにとろとろなんだからな!
そんな可愛い顔して、どうなっても知らないぞ!」





プリン?
例えが何かオカシイけど、今はそれを突っ込むところじゃない。





N「理性って・・・何か我慢してるの?」



A「にのちゃんとエッチな事したい!!」



N「・・・すれば良いじゃん。」



A「良いの・・・?!」



N「良いよ?」





そんなの我慢しなくて良いのに・・・




N「てか質問に答えてないだろ!
フェラチオされた事あるの?ないの?」



A「なっ・・・」





またまた顔を真っ赤にさせて、まーくんが叫ぶ。





A「あるわけねーだろ!!」



N「ホント?」



A「初デートでそんな事までするか!
キスだってしてないのに・・・!」



N「え?」





マジで?!
じゃあ、まだまーくんは俺だけのもの?!







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