好きって言わない!
第14章 エスカレート。
A side
ベッドの上で座っている俺の膝に、跨って抱きついているにのちゃん。
飛び付いてきたときは、無邪気なキスをされて可愛いなと思った。
フェラの経験があるかなんて爆弾発言をするのも、珍しく甘えてくるのもメッチャ可愛い。
でも今はとにかく・・・
N「んっ、はぁ・・・まーくん・・・っ、」
A「にの・・・」
エロい・・・!!
にのちゃんが超絶エロい!!
とろんとした瞳で、俺にピッタリとくっついてひたすらキスを繰り返す。
キスって中毒性でもあるんだろうか。
1度味わってからというもの、求めてしまう。
唇に触れると止められない。
にのちゃんは男の子なのに・・・
こんなにもドキドキして興奮してしまう。
N「んんぅ・・・っ、ぷは、」
A「くふふ♡」
激しいキスに苦しくなったにのちゃんが、唇を離して俺にキュッと抱き着く。
乱れた呼吸を整えながら、スリスリと首元に甘えてくるのが可愛くて、俺も抱きしめた。
N「息止まるかと思った・・・
こんなにいっぱいキスしたの初めてだね?」
ポッと頬を染めて、ウルウルと揺れる瞳が俺の理性をまた刺激する。
もっと気持ち良い事したい・・・
ジッと見つめていると、恥ずかしそうに微笑んだにのちゃんが、そっと目線を下ろす。
N「まーくんてばエッチ・・・
キスしてる間も、ビクビク動いて俺のお尻に当てるんだもん・・・」
A「だって、エロいキスするからだろ?」
N「もう、また俺のせい?」
A「そうだよ、にのちゃんがエッチだからこんな事になってんの。」
男同士なのにこんな事しちゃうのは、にのちゃんが俺をエロく誘うから・・・