好きって言わない!
第15章 二股??
A side
A「・・・・・。」
N「あれ、まーくんだ。」
にのちゃんいるし!!
両手でメロンパン持って食べてて超可愛いし!!
S「なんだお前らも来たのか。」
N「ちょっと、後ろのヤンキーがすげぇ睨んでんだけど。」
M「うるせぇ浮気相手。」
N「は?」
A「ななななな何言ってんだよ松潤っ!!」
焦った俺は思わず松潤を思い切り蹴っ飛ばしてしまい、吹っ飛んだ松潤が翔ちゃんに抱きとめられる。
S「あっぶね・・・!!」
M「っ・・・!!」
N「何やってんだよまーくん!!
加減しろ!!」
A「わっ、ごめん松潤!!」
翔ちゃんの腕に支えられている松潤が、真っ赤な顔で翔ちゃんを突き離す。
M「触ってんじゃねーよ!!」
S「助けてやったのに。」
M「助けなんているか!!」
・・・あれ、蹴っ飛ばした俺より、翔ちゃんに怒ってる??
A「まぁまぁ、落ち着いて。」
仲裁役にまわろうとして、松潤に思い切り睨まれた。
M「だいたいお前のせいだろうが!!
何蹴っ飛ばしてくれてんだコラァ!!」
あ、やっぱそうだよね。
怒りの矛先俺だよね。
胸ぐらを掴まれて殴られそうになった瞬間、にのちゃんが松潤の腕をぎゅっと引っ張った。
N「やめとけって。
何でケンカ見物しながら食わなきゃなんねーんだよ。」
M「うるせぇ!!一発殴んねぇと気が済まねぇ!!」
うわー、翔ちゃんに番号教えた事も絶対まだ怒ってる。