好きって言わない!
第4章 始まる。
N「・・・・・」
あれ、またちょっと体が熱くなる。
A「にのちゃん、細すぎ。
もっと食わないとホントに体調崩すぞ?」
N「っ、」
抱きつかれたまま、耳元に聞こえるまーくんの声にビクっとなった。
こそばゆい・・・
A「1回帰って着替えてくるわ。
おばさん帰ってくるまでゲームしよ!」
N「うん・・・」
今日は、ホントに調子が悪いみたいだ。
連勝記録を伸ばしていたゲームで負けてしまうし、やっぱりたまにドキドキと心臓が痛む。
なんでかな・・・
隣でヘラヘラ笑ってるまーくんをジッと見つめて、今日は母さん仕事が長引けば良いのにな、なんて思うおかしな自分がいた。