好きって言わない!
第21章 不機嫌な2人。
M side
俺の尻に櫻井のモノが押し付けられる。
グイグイと腰を揺らすエロい動きに、頭が真っ白になった。
M「なっ、何が心が痛むだ!
ウソつき!!
逃げなくても興奮してんじゃねぇか!!」
S「潤、」
M「あんっ、」
耳元で名前を呼ばれただけで、体が蕩けそう。
S「気持ち良くさせてやるよ。」
M「い、嫌だっ・・・ああん!!」
完全に体重をかけられて、逃げられない。
少し乱暴になった手つきとは反対に、耳元に優しいキスを落とされて訳が分からなくなる。
もういっそ抵抗をやめてしまおうか。
これまでの愛撫に体は服従しかけている。
もっともっと気持ち良い事をしてくれるかもしれない・・・
でも・・・
M「ムーリーーーーーっ!!」
男に、しかもコイツに抱かれるなんてプライドが許さない!!
S「あっ、コラ!」
本気で抵抗をはじめた俺に、櫻井も負けじと押さえ付けにかかる。
マウントポジションを取られて不利ではあるけど、喧嘩じゃ負けねぇぞ!!
S「大人しくしてりゃ良くしてやるって!!」
M「それ完全に強姦魔のセリフだぞ!」
もしこのままヤラてしまったら警察に突き出してやる!!
結構本気でそう思った時、目の前をふわふわしたものが横切った。
にゃーお。
SM「「っ!!」」
騒いでいる俺たちに冷たい視線を向けるミーコ。