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好きって言わない!

第4章 始まる。





クラスの半数近くが手を挙げている。
親睦会なんか・・・
マジで興味無ぇーーー!!




N「俺は行かないぞ!!」



S「副委員が欠席なんてありえないだろ。」




こいつバカなのかな?
俺副委員なんかやらないって何回も言ってんじゃん!!




S「・・・よし、じゃあ親睦会に来たメンバーの中から副委員を決めるってのはどうだ?」



N「勝手にしろよ。」



S「お前が来ないなら、副委員はお前に決まり。」



N「何でだよ!!」



S「前から思ってたけど、二宮くんツッコミが上手いな。」




ふざけやがって・・・
愉快そうに笑うイケメンな面をぶん殴ってやりてぇ。




S「よし!じゃあ放課後!
逃げるなよ?」



N「・・・・・。」




最っ悪・・・
なぜこうなるんだ。




チャイムが鳴って、1限目が始まってもイライラはおさまらない。




親睦会なんて、副委員候補を決めたらさっさと帰ってやる。
そして、まーくん家に愚痴りに行こう。




なんだか、無性にまーくんの笑顔が見たくてたまらなかった。






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