
好きって言わない!
第24章 Dishonest love。
M side
M「あっ、あうっ、ああっ・・・!!」
ユックリと、でも力強く俺を突く櫻井。
謝るくらいならさっさとイッてくれ!
S「ほら、潤も・・・」
M「えっ?ああっ・・・やあああっ!」
さっき指で擦られたトコロを、櫻井のモノでグイグイと押される。
ヤバッ・・・これ、おかしくなる・・・!!
M「イヤだっ・・・やめっ、ああっ、あんっ!!」
S「突かれながら喘ぐのって良いよな・・・
エロいよ、潤・・・」
俺の腰をいやらしく撫でながら、うっとりとした声を出す。
こいつは今、どんな表情をしてるんだろう。
振り返れば見えるハズだけど。
甘えてるみたいに思われたらイヤだから我慢した。
M「ああっ・・・!!」
今まで経験したことのない強い快感。
正直、怖かった。
気持ち良い。
気持ち良すぎて、怖い。
また溢れる涙を隠すために、シーツに顔を押し付ける。
M「ふぅっ・・・うっ、」
苦しくても良いから、さっきの体勢の方が良かった。
ぎゅってされてた方が、良かった。
俺の髪を、頬を優しく撫でて。
耳元で甘く囁いて。
ついばむような甘いキスを、
蕩けるような激しいキスをして。
次々と溢れる想いに、涙が止まらない。
バカじゃねぇの俺。
こんなハズじゃなかった。
俺はこいつが嫌いで。
キスをしようが、体に触れられようが、それは変わらないハズで。
