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M side





S「・・・お前は？」




キスマークをつけた場所をペロペロと舐めながら、今度は櫻井が俺に問いかけた。




M「・・・嫌いだよ。大っ嫌いだ。」




S「ふふっ、そうか。」




そうだよ。
俺はお前が嫌いで。
お前は俺が嫌いなんだ。




それで良い。





S「もうちょっと、カッコつけてたい所なんだけどさ・・・」




M「なん、だよっ・・・」




S「俺もうイキそう・・・
お前ん中、気持ち良すぎ・・・」




M「えっ・・・？！」




色っぽい掠れた声で、櫻井が囁く。
気持ち良すぎって・・・マジで？
俺女じゃないのに？




S「・・・悪い、マジでイク！！」




M「えっ、ああっ！！あっ、あん！！」




櫻井の腰の動きが早くなる。
余裕がなさそうに見えて、俺の良いトコロをハズさないあたりがやっぱり経験者なのかなと思ってしまった。




M「ああっ・・・も、もっとユックリっ・・・！！」




与えられる快感に慣れていないせいなのか、イキそうになるのが怖い。
自分で自分をコントロールできないっ・・・




S「ムリ。」




M「ああああっ！！」




S「・・・うっ、」




ナカを強く擦られた瞬間、俺のモノはビクビクと震えながら2度目の白濁を吐き出した。




締め付けてしまった自覚はあったけど、すぐに櫻井も俺のナカから引き抜いてお尻にぶちまけたようだった。




たぶん・・・。




だって良く分からない。





S「・・・おい、潤？」





頭がふわふわ真っ白。




櫻井が何か言ってるのは分かってたけど、何も耳には入ってこなかった。




俺死ぬのかも。
櫻井の甘い香水の香りをそばで感じながら、俺は意識を飛ばした。