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好きって言わない!

第4章 始まる。





N「・・・なんだよ。」



S「ぶふっ・・・イヤ、
二宮くんて、やっぱ面白いね。」




はぁ??
どこに面白い要素があったんだ。




A「にのちゃんっ、晩ご飯は唐揚げをリクエストしといたよ!」




スマホを片手にニコニコのまーくん。
唐揚げって自分の好物じゃねーか。




N「やだハンバーグが良い。」



A「もう手遅れだよー。」




むぅ。
じゃあハナっから俺に意見聞くなよな。




S「二宮くん、あーん。」



N「え?」




ふいに櫻井が俺の唇にポテトを持ってくる。
反射的にパクっと咥えると、また笑いを堪える櫻井。




S「あー面白い。」



「なんか二宮くん・・・可愛い!」



N「は?」



今なんつった?
可愛い??誰が??




A「あ。にのちゃん、母さんが鶏肉買ってきてって。」



S「俺も買い物して帰ろうかな。
一緒に行くよ。」



N「は?!お前も?!」



S「ちょっと早いけど解散にしよっか。
みんな、また明日ね!!」




クラスメイトが名残惜しそうにする中、3人でファミレスを後にした。
こいつの家も近いんだろうか。





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