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好きって言わない!

第29章 unsuitable。




S side




S「挿れるぞ。」




M「っ・・・!」




さっきまで挿入してたとはいえ、やっぱりはじめは苦しいらしい。
顔を顰めて力むので、俺もキツイ・・・




S「潤、コッチ向け。俺を見て。」




M「・・・・・。」




素直に顔を向けた潤は、今にも泣きだしそうだ。
こんなに不安そうにするなら俺に甘えれば良いのに。




大きな瞳は俺に縋るように揺れているのに・・・
潤は自分から俺に手を伸ばさない。
俺を求めない。




本気で俺とのセックスが嫌なら、全力で抵抗するだろう。
なんてったってヤンキーだ。
正直ケンカになりゃ負ける。




S「潤・・・」




名前を呼べば戸惑いながら頬を染める。
言葉にはしないけど、俺の愛撫に悦んで体を揺らす。




イイんだろ?
俺とのセックス。




M「んっ・・・ふぅ・・・、」




俺もお前とのセックス、気に入ってるよ。
めちゃくちゃに甘いキスをしながら再び潤のナカに入っていく。




M「んあああ・・・あんっ・・・」




キスが好きってのは本当なんだな。
途端に体の力が抜けてスムーズに進めた。




M「んっ、んんぅ・・・はぁっ・・・」




キスの合間に漏れる吐息のような甘い声。
可愛い。




M「あんっ・・・痛っ・・・
ヤダ・・・あああんっ、また奥っ・・・!!」




ああ、また可愛い顔して・・・
奥が苦しいと涙目になる潤がたまらなく可愛い。




こんな可愛い顔されたらさ、男は頑張っちゃうもんだよ。
イカせまくってやろうってな。




S「潤、ずっとキスしたまましよう。
イく時も、唇は離さない。
良いか?俺をいっぱい感じて・・・」




甘い声で囁いてやれば、ますます真っ赤になって瞳を潤ませる。




S「俺の事だけ考えて。」




M「ああんっ・・・・!!」




ぴったりとくっ付いて。
甘い甘いキスをして。
潤のイイトコロばかりを可愛がった。






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