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好きって言わない!

第29章 unsuitable。




S side




こんなに興奮するセックスはなかなか無いかもしれない。
こんな風に甘く抱いてるのに、快感はかなりハード。
油断したらすぐに持っていかれそうだ・・・




S「潤、お前最高だよ・・・!」




M「あうっ・・・ああっ、イヤだ、そこ・・・!!
あああああっ・・・!!」




S「潤っ・・・」




イく瞬間、潤の唇を塞いだ。
お互い汗だくで、キスをしながらビクビクと体を震わせる。
気持ちいー・・・。




M「んっ・・・はぁっ・・・」




苦しそうにキスをしながら、グッタリとなる潤。
ヤバ、軽く酸欠??




S「おい、大丈夫か?」




M「はぁっ・・・はぁっ・・・だ、大丈夫・・・」




ああ良かった・・・、




M「な訳あるか!!」




S「いてぇ!!」




潤に思い切り左頬を殴られる。
マジで痛いんだけど!!




M「奥はイヤだって何回も言ってんだろ!!
そこばっか狙ってんじゃねーよ!!」




いまだ整わない息でダルそうにしながらも、俺を睨んで文句を言う潤。
セックス直後にキレて殴られたのは初めてだ。




S「でも奥突いたらナカがうねって悦んでたけど。」




M「なっ・・・!!」




確かに苦しそうにはしてたけど、でも快感の入り混じったエッロイ声を出してたじゃないか。




S「まだ開発途中だからな・・・
安心しろ、そのうち奥がイイって言うようになる、」




M「なるかバカ!!」




S「いってぇ!」




今度は頭をスコンとはたかれる。
こいつ、一度ならず二度までも・・・!!




S「真っ赤な顔で睨んでくんのは可愛いけど、照れると暴力的になるのはどうかと思うぞ!」




M「はぁ?!か、可愛いとか言うな!!
照れてねーし!!
てかさっさとどけよ!!」




S「ハイハイ・・・」




ぷんすか怒っている潤のナカから自身を引き抜く。
その瞬間にぎゅっと目を瞑る潤がまた可愛かったんだけど。
殴られるのは好きじゃないから黙っとこう。






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