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好きって言わない!

第30章 台風ジェネレーション。




M side




A「えっとね、松潤!
今から温泉旅行なんだよね。」




M「は?!」




温泉旅行?!今から?!




S「時間がねぇな・・・
潤、5分で支度しろ。」




M「はぁ?!」




A「時間無いのは2人でノンビリしてたからじゃん!!
すぐ呼んでくるって言ってたのにいくら待っても来ないんだもん。
何してたの?!」




S「ああ、セッ」




M「あああああ!!
お、お前も支度手伝え!!」




A「お、松潤乗り気じゃん♪
良かったー♪」




N「マジで5分で支度しろよー?!」





櫻井の腕を引っ張って、寝室に引きずりこむ。
こいつ、今何言おうとした?!



セックス、って・・・
俺とセックスしようとしてたって言うつもりだったよな?!




M「ありえねぇ!!」




S「悪かったよ、今度からはもうちょっと早めに伝える。」




M「それじゃねぇ!!
・・・いや、それもだけど!!」




S「1泊だけだから、たいした荷物もないだろ。
カバンはどれだ?」




クロゼットを開けながらのほほんと喋る櫻井に本気で苛立つ。




M「お前な、あいつらには隠しとけよ。」




S「ん?」




M「だから!俺と、その・・・」




S「セックスしてる事?
何で隠すんだ?」




M「っ!!」





こいつには羞恥心というものが無いのか?!
そういえばセフレが何人もいる事を隠してなかったし・・・
男の俺とセックスしてるってのもこいつにとったらなんでもない事なのかも・・・




やっぱり変な奴だ!!




S「まぁ、別に良いけど。
お前が言いたくないなら黙っておくよ。
そんな事より、早く支度終わらせるぞ。」




M「・・・」




そんな事って・・・
ほんとに、どうでも良い事なんだな。





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