
好きって言わない!
第30章 台風ジェネレーション。
A side
N「いらない。」
A「ホントに?」
N「だって・・・」
A「ん?」
N「欲しいのは、まーくんだもん・・・」
A「ぐっ・・・」
ちょっと照れながらの、超甘えた声で超可愛いセリフ。
まともにくらってしまった。
俺の恋人ちょーかわいい。
よし、もう無理だ!!
エッチしよう!!
そうしよう!!
A「ごちそうさまでした!!」
そしていただきます!!
N「わっ・・・!」
S「うわ!びっくりした!」
ガバッとにのちゃんをお姫様抱っこして立ち上がる。
これでにのちゃんが勃ってるのは気づかれない。
俺って頭良いよね!!
S「おい、何でお前勃ってんだ。」
A「・・・・・。」
しまった。
俺のじゃじゃ丸くんが張り切ってた。
にのちゃん抱っこしてて隠す術もない。
頬を染めて、バカ、と小声で呟くにのちゃんがクスクスと笑う。
A「・・・そういうお年頃!!
にのちゃんがもう眠いって言ってるから帰るね!!
おやすみ〜〜〜っ!!!」
逃げるように翔ちゃん達の部屋を出て、ダッシュで部屋に戻る。
ああもう恥ずかしい!!
N「バーカ。」
A「にのの代わりに恥かいたんだぞ!!」
N「ふふっ、俺眠くないんだけど?」
イタズラっぽい笑顔で俺の頬をチョンとつつく。
そんな余裕ぶってられんの、今だけだからな。
A「眠いっつっても、寝かせねーよ。」
N「っ・・・そっちこそ!寝かせてやんないから!」
真っ赤な顔で強がりを言うにのちゃんは、やっぱ無敵の可愛さだ。
A「ふふっ♡じゃあ、今からは恋人の時間ね・・・??」
部屋に戻ると、2組の布団がすでに敷かれていて。
それを見たにのちゃんがまた真っ赤になって瞳を潤ませるから・・・
もう俺の興奮は最高潮で、これからのラブラブエッチに浮かれまくっていた。
