無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

M side



ズルい・・・
めっちゃズルい！！



普段は超俺様で偉そうな態度で人をバカにしてくんのに・・・
なんっでこんな可愛い顔して・・・




S「潤〜・・・」




あああもう甘えるな！！
決意がグラッグラに揺れるだろうが！！




M「別に怒ってねぇよ！！
お前が誰とキスしようが俺には関係ない！！」




S「明らかに怒ってるじゃねぇか。
お前とキスもセックスも出来ないなんて、俺は嫌だ。」



M「え・・・」



S「どうしたら機嫌直してくれるんだ？」



面倒くさそうにしながらも、キレずに俺の話を聞いている櫻井。
そもそも、朝っぱらから俺に言い訳しに来たのかよ・・・



俺と・・・
キスもセックスも出来ないなんて嫌だって・・・



マジか。



どう反応して良いか分からず俯くと、大きなボストンバッグが目に入った。



M「・・・何だそれ。」



S「ああ、これはブーコのだ。」



M「ミーコな。」



S「使用人達からブーコに貢ぎ物だ。
昨日渡すつもりだったのに、お前怒って帰っちゃうから。」



M「・・・サンキュー。」



昨日、ろくにお礼も言わずに飛び出してしまった事を後悔した。
すごく大事にしてもらってたのは、ミーコを見て分かる。
しかも、こんなにたくさんプレゼントを・・・



S「・・・また遊びに来いってさ。」



M「・・・・・。」




S「てかそろそろ時間ヤバくねぇ？
一緒に学校行こうぜ。」



M「い、嫌だ！！」



S「何でだ！！」



ここで流されたら、俺の決意が無駄になる！！
セフレなんて、ペットなんてもうやめるんだ！！