無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

S side




S「あいつが俺の事好きって言ったよな？！
それホントか？！」



好きだったらセックスやめるなんか言わないし、食事に誘われたら喜ぶだろう！！



喜ぶどころかあいつ怒ってばっかなんだけど！！



N「ああ・・・俺の勘違いだったのかなー？」



S「・・・なんだと？！」




勘違い・・・？！？！




N「温泉旅行中にそう聞いたような気がしたけど・・・
もしかしたら違ったかも。」




テヘ☆と可愛いスマイルを向けるニノ。
いやいやいやいやいやいやいや。



S「自分の言葉には責任持てよ！！」



てっきり俺はあいつが、俺に惚れてるんだって・・・
そう思ってたのに！！！



S「実際は・・・俺の事好きじゃないのか・・・？？」



N「そんなショックな事か？？」



S「・・・・・別に。」



N「すっげぇブサイクな顔になってるけど。」



S「・・・・・。」



ブサイク？
それは頬が腫れてるからじゃなくて？
ブサイクな表情ってこと？？



んな訳ないし。
俺は眉目秀麗で通ってるんだ。
たかが潤に好かれていなかったというだけでブサイクになんかなるものか。




N「・・・フラれたんだろ。」




S「っ！！」




思わずビクッと肩が揺れる。




N「そりゃそうだろー。
松本がセフレなんてやんねぇって。
あのルックスだぞ？？
その気になりゃいくらでも相手いるのに。」



S「・・・俺じゃダメなのかよ。」



N「女好きの遊び人なんて本気で相手すると思うか？？」



遊び人・・・
酷い言われようだ。



N「遊び人だろうよ。
不特定多数と不純異性交友。
あ、同性もか。」



・・・言い返せねぇ。