好きって言わない!
第7章 させてあげる。
N「良いじゃん別に。
てか悩んだところで仕方ない事だろ。」
A「そりゃそうだけどさ〜!!
もしキスした時に下手だって思われたら・・・死ぬ!!」
N「死なないから安心しろって。
だいたい、初めからそんな高度なキスを求めてこないだろうよ。」
A「・・・俺も彼女いたって言っちゃった。」
N「は?!」
A「中学時代、ずっと彼女いたって・・・」
N「なに見栄張ってんだよ!」
A「だって〜!!
男としてかっこ悪いかなって・・・」
N「んなしょうもない見栄張る方がかっこ悪いだろ!」
A「だよね〜。泣
ねぇ、キスって付き合ってどれくらいでするの?!
てかどんなタイミングでするの?!
てか唇くっつけるだけで良いの?!」
N「知るか!!
俺だってした事ねぇもん!!」
A「だよね・・・
ああもうせっかく彼女できたのに・・・
上手くキス出来なくて振られたらどーしよーーー!!」
そんな理由で別れるような女なら、どうでも良いじゃんって思うけど。
N「・・・・・、」
そんなキスキス言うならさ。
N「・・・練習する?」
A「え?」
隙を見せたお前が悪いんだよ。
こないだみたいな事故なんかじゃなくて。
ホントのファーストキス、貰っちゃうぞ。