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好きって言わない!

第7章 させてあげる。





N「俺らもう1回やっちゃってるし、何回しても一緒だろ。
キスさせてやる。」



A「え・・・ホントに?」




戸惑うまーくんに畳み掛ける。




N「唇は女も男も同じだから問題ないだろ。
・・・それとも、俺とキスすんの気持ち悪い?」



A「気持ち悪くなんか無いよ!!」



N「じゃあ良いじゃん。
キス・・・したいんだろ。」




寝転んで向かい合ってる俺たちは、ただでさえ距離が近いのに。
ぐっと顔を寄せてまーくんの瞳を覗く。




A「良いのかな・・・
友達とそんな・・・
だって、男同士だし・・・」




今だに迷ってるまーくんに、少し苛立つ。
さっさと俺に言いくるめられたら良いだろ。
騙されてくれよ。




N「あっそ・・・。
したくないなら良いけど。」




すっと距離を取ろうとした俺の肩を、まーくんが掴んだ。




N「・・・・・。」



A「・・・する。」




やっぱ、バカだなぁまーくん。
俺の下心に気付かないで・・・




N「良いよ。」



A「えっと・・・座る?
寝た状態でって、あんま無いと思うし・・・」



N「ふふ・・・良いよ?」




お互いベッドの上にちょこんと向き合って座る。






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