
好きって言わない!
第8章 イケメンヤンキー MJ。
「かずくん、お風呂入っちゃう?」
晩ご飯の片付けをしながら、おばさんが俺に声を掛ける。
N「・・・ううん、もう帰るよ。」
A「えー!!泊まってかないの?!」
N「昨日も泊まっただろ!」
A「良いじゃん別に〜。
てか俺に話あったんじゃないの?」
あ!!そうだ!!
松本潤の事を話しに来たんだった。
キスしちゃって忘れてた・・・
だって、まーくんがキスやめてくんないから・・・
A「にのちゃん?顔赤いよ?」
N「あ、赤くねーよ!!
てかな、お前友達は選べよ?!
わざわざヤンキーと仲良くなるなよ!」
A「何言ってんの。」
N「お前が言ってたヤンキーイケメンって、松本潤だろ?
今日廊下で騒いでたよ。
あんな乱暴そうな奴と一緒にいたら教師に目つけられるぞ?
部活に影響出たらどうすんだ。」
ただでさえ成績が良くないまーくんが教師に目をつけられるなんて、絶っ対ダメ!!
いけすかない奴だが、まだ翔と仲良くしてくれた方がよっぽどマシだ。
あいつは成績優秀で教師の評判も良い。
A「にのちゃん、人を見た目で判断しちゃダメだよ?」
N「はぁ?」
