過激性癖短編集【BL】
第3章 噛みたい噛まれたい
ベッドに乱暴に押し倒すと、智志が顔を赤らめて目を逸らした。
「噛まれたい?」
服を脱がせながら、首や胸にキスをする。
智志が小さく喘ぎながら頷く。
「まだ…まだ噛んであげない」
昔付き合ってたM気質の女の子のことを思い出しながら、焦らす。
「噛みたいくせにぃ…」
本当に優しく首に甘噛みをする。
それだけで智志が喘ぐ。
「もっとつよく…して…」
噛みつきたい衝動を抑えて不敵に笑う。
「だーめ」
ズボンとパンツを脱がせて全裸にする。
おんなのこみたに柔らかい内ももに優しくキスをすると、物欲しそうに腰が動いた。
「ちゅっちゅされるだけでそんな気持ちよさそうな顔して。淫魔ってだけあって相当変態なんだね」