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こじらせた初恋

第11章 溢れる感情

智 side







智「…てな感じです」



ニ「めちゃめちゃいい感じじゃないの」



いつもの居酒屋でニノと飲んでいた。



あまりに俺が浮かれてるから何かあったのかとニノに聞かれたので、ここ数日の翔くんとのことを話した。



ニ「でーも。もう付き合ってんのかと思いましたけど」



智「えぇ?」



思わずマスオさんみたいになった。



智「ニノ。付き合うっていうのはお互いが好き合って付き合うってなるんだよ」



ニ「ふむ」



智「俺の一方通行なのに付き合うことはありえないから」



ニ「まだわかってないんだ」



智「え?」




ボソっと小さな声で聞きとれなかった。




聞き返すと何でもないと。




智「相葉ちゃんとはどうなの?」



ニ「変わりなくぼちぼちってところです」



ニノは聞いたことは答えてくれる。



でも相葉ちゃんのことはあんまり答えてくれない。



今、微妙な時なのかな。




ってか俺ら恋バナばっかりして女子みたいだな。笑







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