こじらせた初恋
第12章 それは突然
翔 side
翔「ははは。うけるね」
智「う……うける…?」
俺の笑い声に怯えているようだった。
こうさせたのは智なのに、勝手だな。
翔「うけるよ。松潤には連絡しないし、合コンも行かないからさ」
外は車が通る音がする。
それ以外に俺たちの間には沈黙と静寂が交互に流れていた。
智「あ、そっか。強引に誘って悪かったね」
やっとわかってくれたというよりは2回目の断りに諦めを感じたようだった。
智「ごめんね。あんまりしつこく誘うから気分悪くなっちゃったよね。ごめん。別の違う人誘うから」
翔「智も行かないよ」
智「え?」
智の体がビクリと動くのを横で感じた。
翔「智も合コンには行かない」
ここでやっと智の方を見やった。
驚いた顔をして瞳を揺らしていた。
智「どういう意味?」
翔「そのままの意味だよ」
智「…」
戸惑っている智を見るのはなんだか気持ちが良かった。
翔「智は合コンに行かないよ」
バッチリと視線を合わせると今度は智の方が目を反らした。
だってそうだろ。
智も俺のことを好きだろ。
智「彼女できたの?」
翔「…」
そんな訳ないだろ。
急に何言いだすんだ。
智「ここに最初に泊まった時、来る前にその人に会ってたよね?その人と付き合ってるの?」
翔「……あれは…」
今言うのか…
翔「…そんなんじゃない……」
でもここで怯む訳にはいかない。
翔「ははは。うけるね」
智「う……うける…?」
俺の笑い声に怯えているようだった。
こうさせたのは智なのに、勝手だな。
翔「うけるよ。松潤には連絡しないし、合コンも行かないからさ」
外は車が通る音がする。
それ以外に俺たちの間には沈黙と静寂が交互に流れていた。
智「あ、そっか。強引に誘って悪かったね」
やっとわかってくれたというよりは2回目の断りに諦めを感じたようだった。
智「ごめんね。あんまりしつこく誘うから気分悪くなっちゃったよね。ごめん。別の違う人誘うから」
翔「智も行かないよ」
智「え?」
智の体がビクリと動くのを横で感じた。
翔「智も合コンには行かない」
ここでやっと智の方を見やった。
驚いた顔をして瞳を揺らしていた。
智「どういう意味?」
翔「そのままの意味だよ」
智「…」
戸惑っている智を見るのはなんだか気持ちが良かった。
翔「智は合コンに行かないよ」
バッチリと視線を合わせると今度は智の方が目を反らした。
だってそうだろ。
智も俺のことを好きだろ。
智「彼女できたの?」
翔「…」
そんな訳ないだろ。
急に何言いだすんだ。
智「ここに最初に泊まった時、来る前にその人に会ってたよね?その人と付き合ってるの?」
翔「……あれは…」
今言うのか…
翔「…そんなんじゃない……」
でもここで怯む訳にはいかない。