こじらせた初恋
第14章 冬日和の僕ら
翔 side
ニ「櫻井さんに泣かされちゃった。ふふ」
翔「泣かしてないでしょ。勝手に笑って泣いてるだけじゃん」
ニ「大野さんを泣かした時どうにかしてやろうかと思ったけどね。結局大野さんにフラれて櫻井さんは泣かされちゃったっていうね」
翔「……泣いてねーし」
ニ「それはすいません。あと投げてすいません」
智の部屋に二宮が泊まった時、朝待ち伏せをして二宮が出てきた所を絡んだらあろうことか、二宮に投げ飛ばされたな。
気まずくて走って逃げちゃった。
翔「投げられたな!身長俺の方がでかいのに投げられるし智傷つけたしあの時ヘコんだなーはは」
今度はお互いの笑い声が部屋に響いた。
雅「盛り上がってるねー!」
2人しか居なかったから、別の所から声がしてビックリした。
声の方を見ると相葉ちゃんが満面の笑みで立っていた。
やっと来たのか。
随分待たされたぞ。
おかげで二宮と仲良くなってしまったではないか。
雅「仲直りできたの?2人」
はい?
ニ「仲直りも何も。今やっと関係を構築した所だけど」
翔「仲直り?」
雅「そう!ニノが翔くんと話したかったんだよね!」
翔「え?そうなの?」
二宮の方を見やる。
そこにはばつの悪そうな顔があった。
ニ「いやね。調子はどうかなって思いましてね」
へー。
そうなんだ。
俺の心配してくれたんだ。
なんだろうこれ。
嬉しい。
かなり嬉しいぞ。
ニ「櫻井さんに泣かされちゃった。ふふ」
翔「泣かしてないでしょ。勝手に笑って泣いてるだけじゃん」
ニ「大野さんを泣かした時どうにかしてやろうかと思ったけどね。結局大野さんにフラれて櫻井さんは泣かされちゃったっていうね」
翔「……泣いてねーし」
ニ「それはすいません。あと投げてすいません」
智の部屋に二宮が泊まった時、朝待ち伏せをして二宮が出てきた所を絡んだらあろうことか、二宮に投げ飛ばされたな。
気まずくて走って逃げちゃった。
翔「投げられたな!身長俺の方がでかいのに投げられるし智傷つけたしあの時ヘコんだなーはは」
今度はお互いの笑い声が部屋に響いた。
雅「盛り上がってるねー!」
2人しか居なかったから、別の所から声がしてビックリした。
声の方を見ると相葉ちゃんが満面の笑みで立っていた。
やっと来たのか。
随分待たされたぞ。
おかげで二宮と仲良くなってしまったではないか。
雅「仲直りできたの?2人」
はい?
ニ「仲直りも何も。今やっと関係を構築した所だけど」
翔「仲直り?」
雅「そう!ニノが翔くんと話したかったんだよね!」
翔「え?そうなの?」
二宮の方を見やる。
そこにはばつの悪そうな顔があった。
ニ「いやね。調子はどうかなって思いましてね」
へー。
そうなんだ。
俺の心配してくれたんだ。
なんだろうこれ。
嬉しい。
かなり嬉しいぞ。