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こじらせた初恋

第14章 冬日和の僕ら

翔 side







相葉ちゃんと智が入れ替わって少し椅子に余裕ができたはずなのになんだかさっきより窮屈だ。



息がうまくできない。







智「翔くん久しぶりだね」



え?



なに?



今俺に声かけました?



いや違うでしょ。



そんな訳ないでしょ。



俺に声かける訳ないでしょ。



あんなことしといて。



でもめちゃめちゃ翔くんって言ってたな。








潤「なにシカトこいてんの?」



智「…」



潤「傷ついちゃってるよ。おたくの友達」



智「えーん。翔くんに無視されちゃった」



潤「よしよし。おじさんが慰めてあげよう」



智は目に手を持っていき泣きマネをしてる。



松潤はそんな智を抱き寄せて頭をポンポンとしてる。



智も松潤の肩に頭乗せちゃって!!



何やっちゃってんの!









翔「智に何してんのっ!」



俺は智の肩を掴んでこちらに引き寄せた。



智の美しさは誰の目から見ても魅力的なのに。



何抱き寄せてんのよ。



松潤、智にメロメロになっちゃうじゃん!



それに俺だって頭ポンポンはまだしたこと無いんだからね!





智「翔くん…」



はっ!



智に触っちゃった。



もう触れないと思ったから。



触れた所から熱くなってきちゃってる。







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