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こじらせた初恋

第14章 冬日和の僕ら

翔 side







適当に頼んだものが大量に運ばれてきてぼちぼちお腹は一杯だった。



〆のお茶漬けでも頼もうかな。



ここのお茶漬けうまいんだよな。



智はおにぎりが好きだから、焼きおにぎりでも食べるかな。






なんだかんだ、智と普通に話せて嬉しかった。



気を遣ってくれたとは思うけど。



もう話せないと思ってたから。



今日という貴重な空間を大事にしなきゃな。



次いつ話せるかわからないし!





相葉ちゃんがメニューを見てうんうん唸っていた。



何を頼むか考えているのだろう。



雅「カズはどうするー?」



ニ「あっ……おい!!」



相葉ちゃんは二宮が何を頼むか伺っている。



俺は何頼もうかなー。



ん?



カズ?



智「ふふ。カズだって。2人仲良くなってるね」



潤「俺らの前じゃニノちゃんって呼んでるじゃん」



翔「何。付き合ってんのオタクら」



呼び方一つでみんなでやいのやいの言い出した。



俺がまたオタクって言ったから二宮がチラッと睨んできた。



あ!睨んだのはからかったからかな。








ニ「……付き合ってませんよ」



雅「残念ながら…」



残念ながらじゃないでしょーがとニノが相葉ちゃんにチョップした。



いててと相葉ちゃんが頭を押さえてリアクションしてる。



ニ「最近勝手に呼びだしたから迷惑してるんです!」



二宮は相葉ちゃんに高らかと宣言した。







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