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こじらせた初恋

第14章 冬日和の僕ら

翔 side







エリちゃんは智が好きなんだろうか。



智は…わかるぞ。



全然興味ないのわかるぞ。



この子がタイプじゃなけりゃ誰を好きになるんだ智よ。







「そういえば飲み会ってどうなりました?」



エリちゃんが智に聞いてきた。



智「あー………ごめん。誘おうとした人みんな彼女できちゃってて」



智は申し訳なさそうにしてる。



「そうなんですか残念」



エリちゃんはかわいい顔をしゅんとさせた。



どうにかしてやりたくなるな!



じゃなくて。飲み会ってあれかな?俺が誘われた合コンかな?



かわいい子に声かけたって言ってたもんな。



あれは嘘じゃなかったんだな。



この子の友達ならかわいい子多いかもな。



話の内容からして智は合コンに行かなかったんだな。







潤「はいはーーーーい!俺その飲み会参加したいでーーーす!」



松潤が急に挙手しながら立ち上がった。



エリちゃんもみんなもビックリ。



「嬉しいですけど、できたら彼女がいない人が良くて…」



潤「彼女なんていないよー!俺ダメかな?」



「いえ……こんなカッコイイ人に彼女いないなんて思わなかったので……」



松潤は赤くなりながら言うエリちゃんに、それが移ったみたいに赤面してた。



あれ?エリちゃんも松潤もお互い好印象?





光の早さで松潤とライン交換したエリちゃんは失礼しましたとそそくさと去って行ってしまった。







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