テキストサイズ

こじらせた初恋

第18章 未来へ

智 side







抱き合ったままベッドに横になる。



なんだか照れちゃうな。



こんなに長い間、翔くんの近くにいることなんて無いから。



少し顔を引くと翔くんと目が合う。



そのまま引き寄せられるようにキスをする。



ちゅっちゅというキスが部屋に響く。



恥ずかしいような嬉しような。



何かが爆発しそう。



まさかこんな日が来るなんて。







そしたら翔くんが急にガバっと起き上がり俺に馬乗りになった。



智「翔くん?」



そのままキスの続きをする。



さっきしたみたいなエロいキス。



舌が出たり入ったり。



え?



え?



なんかやばそう。



智「んんんんっ……ちょっと待っ……!」



この辺で終わらせなきゃ。



翔「智…………智………」



余裕が無さそうに俺の名前を呼ぶ。



俺から離した唇を今度は首元に持ってくる。



すかさず俺は押し返す。



再び見たその男の顔はなんていうかやばかった。



再び俺を押し返し、さっきみたいに首元に顔を埋める。



智「もうしないって言った!」



翔「ごめん。無理」



胸やわき腹をいやらしく手が這っていく。



本気?



そんな!



やだやだ!



心の準備できてないって!!



智「おばさんいるんじゃ……」



翔「パート行った」



じゃ誰もいないの?



じゃあいいか!



ってよくない!



もうしないって言ったのに嘘つき!



翔くんの嘘つき!







ストーリーメニュー

TOPTOPへ