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こじらせた初恋

第18章 未来へ

智 side







すっと腕が伸びて来て俺を抱きしめる。



俺の背中に手を回し、もう片方の手は中心にあるまま。







智「……んんっ」



顔が見えて照れ臭かったのか、顔が見えない今は少し気持ちが落ち着いた。



やわやわと撫でる手に気持ちを集中させると幾分か興奮してきた。



翔「直に触ってい?」



智「……んっ」



耳元で低い声が響く。



その頃の俺には多少の理性があったものの、既に興奮の中に溺れかけていた。



智「うん……触って」



俺はコクコクと頭を動かした。



カチャカチャとベルトを外す音すらいやらしくて、翔くんの肩にしがみつく。



智「……んんっ………はあ」



翔「エロいな、智」



下着の中に手を入れ、それでも優しく触ってくれる翔くん。



興奮を覚え、声が抑えられない。



翔「口貸して」



最初、意味がわからなくて翔くんの方へ顔を向けると、今までない程の激しいキスをされた。



智「んんっ!んーっ!」



俺の舌を捕まえて離さない。



そのまま中心を激しくしごかれる。



智「ああっ!そんな…んんっ………ダメっ!」



翔くんに触られると思うと気持ちが昂る。



ああ、気持ちいい。



そんなにされたら。



翔「かわいい」



智「はっ……俺もう………イク……」



俺を扱く手がどんどん激しくなる。



翔「いいよ。イって」



今までに無い程の快感が嵐のように舞い上がる。







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