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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

翔 side







智と想いが通じて1週間。



正直踊り狂いたいくらい喜びとハッピーとハピネスでいっぱいだけど。



それを抑えて生きるのが大人。



大人ってつまらない。



だから、抑え続けてるから。



智に会ったらそれが爆発しちゃう。



ただでさえ、智に触りたくてたまらないのに、智が嫌がらなかったら大爆発しちゃう。



オムライスを作ってるなって気づいてからの記憶が無い。



智「翔くん!火使ってるから!危ないから!」



いつの間にか智を壁に押し付けていた。



智も俺も息を切らしてる。



そんなに長い間キスしていたのか。



テラテラと光る智の唇を見ると、興奮と罪悪感が一気に出て来る。



翔「…ごめん」



智「…もう」



ため息をついて料理の続きを始めた。



智が呆れてる。



俺いつもこうだもんな。



あれから智に対して我慢ができない。



念願叶って智の側にいれる。



智も思ってくれてるなんて夢みたいだ。



だから…







最近は毎日ここに来ている。



ドアを開けた時の智の笑顔が嬉しい。



智も歓迎してくれてるから調子に乗ってしまう。



調子に乗って智の体に触って。



もっともっと…



ってなっちゃうけど。







以前、智を無理矢理自分のものにしようとした。



智は許してくれたけど、もうあんなに怖がらせたくない。



だからいつもお互いのを触るので我慢してる。








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