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こじらせた初恋

第19章 続きの物語

翔 side
 






割とズバズバ言ってくるし、こうやってムチャぶりしてくる。



それが嬉しくてたまらない。
智と付き合ってるっていう、智に好かれてるっていう感じが伝わってきて騒ぎたいぜ!



踊り狂いたいぜ!









晩ごはんを食べてソファに移動する、



智は食器を洗ってカチャカチャ言わしてる。










さあ!



ここからだ!



ソファに座ってどうやってエロい方向に持って行くか。



鞄に突っ込んできたローションとゴムもスマートに取り出さないとなっ!



ソファの近くに鞄置いとこ。



そんなに焦らなくてもいいか。



今日はどうせ泊まるし、寝る時でもいんじゃん。



ふう。焦りすぎて汗出てきた。







智「はい、翔くん」



洗い物が終わって、コーヒーを持ってきてくれた。



翔「…ありがと」



口にするとあったかくてホッとする。



なんかあの日を思い出す。



あの雪の日。



寒くて缶コーヒーを智と飲んだんだ。



あれが最後だと思ったあの日。



思い出すだけで心が切なくなる。





うん。



あの日を繰り返すのは嫌だ。



智が一番だ。



だから今を大事にしよう。



2人の関係を。これからを。



今日はできなくたっていいじゃん。



智は初めてなんだし。



智の気持ちの準備できるまで待とう。



うんうん。







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